墓場が見えるこの席で。
学食から見える風景「色づいた木々と墓場」
学食は雑然として、なんでこんな味気のない内装にしてるんだろう?(学生に絵でも描かせりゃいいのに)
と感心するほど居心地悪いけど、
窓から墓場が見えるこの席はお気に入り。
お墓を見ているとなんか落ち着くのよねー。
もう12月になっちゃいましたね。
なんだか振り返れば長くここ京都に住んでいるようだけど、あと20日足らずで授業も終わり。
授業も10種類も取っていたので、各講座あと1、2回で終りになります。
そう思うと焦ってきます。
ようやく慣れて来た頃に、帰らなきゃ行けなくなるのは悲しい性ですね。
最初は初心者のつもりで授業を受けていたけど、もう終わりに近づいて
先生方には李惠の事も知ってもらい、すると一変して
沢山のこと出来る限り教えてあげようと一生懸命に面倒を見てくれます。
ほんとに有り難いことです。
最初来た時は京都の人に洗礼を受け、怯えていたけどね
今では沢山の個性的な仲間に出会えてよかったな。
それから、、、
この大学の学生を見ていると、就職の心配をしてあげたくなる。
この多くの学生は4年間も絵ーなんぞ描いて、なんの仕事があるんや?
と、すごく心配してしまいます。
私は、今でもこんな えーや、じーを描いてお仕事させていただく環境にあることに
心から幸せだなと思う。
だから、その幸せなことを持続させるために、ここへ来たんですけど。
でもこの子らはどこで仕事するの?
学食でキャーキャーお話しながら飯くっとる女子大生。
卒業してまでも、親の世話にはならんといて〜〜〜〜と願うばかり。
だから
そんな世の中だから未来にもっと希望が持てるように、
私らが がんばらなくてはいけないのですが。。。。
墓場を見ながら200円のうどんをすすりながら そんなことを考えていました。
by likeiart
| 2011-12-01 20:23
| 京都修行
|
Comments(2)