弘法筆を択ばず?
「弘法筆を択ばず」とは言いますが、、、、
紙の種類は沢山あって、それによって吸い込み、滲み、カスレ、墨の濃さ、、など
大きく違ってきます。
紙や道具は、表現の仕方、書くものの内容に依ってもきちんと選ぶことが大事です。
今回大役をいただいたお寺の天井の大きさは16畳ほどあって、とてもスケールが大きなものです。
紙のサイズもちゃんと細かく計算しながら、この紙の種類にそれに合ったサイズがあるのか?や
そしてどうやって描いたものを天井に上げてもらうか、、その時に耐えうる紙の厚さや性質など
綿密に考えていかなければならなくて本当に難しい。。
いろんなところから紙を取り寄せては、どの紙が一番適しているかを何枚も試し書きをして
模索しています。
毎日毎日頭を悩ませている毎日。
ずっと頭の中は龍のことばかり〜
by likeiart
| 2017-02-24 08:31
| ひとりごと
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